スイスのティアハイムについて

2016年5月29日(日) 雷、雨 17~13℃ 12364歩

本日は雷に時々豪雨とお天気が悪かったけれど、チューリッヒ州にあるTierheim(ティアハイム・動物の家の意味)のオープン日で
とても興味があったので頑張って行ってきたの

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今回訪れたティアハイムはチューリッヒ州にあるここ
TierRettungsDienst,&Tierheim Pfötli(動物救助とティアハイム・フォートリィ)

Tierheim(ティアハイム・動物の家の意味)をご存知無い方に説明しますと欧州にはよくある施設で
ティアハイムの多くは寄付で運営されていて各場所ごとに規模や運営の仕方は若干違いますが以下のような感じです。

◯動物の保護・飼育・治療
飼い主が亡くなった、面倒を見られない、見つけられた動物の持ち込み(野良犬、猫)、不適切な飼い主からの保護
多くのティアハイムには獣医がいるまたは定期的に来て動物の健康チェックや治療も行います。
動物によってはトレーニングをしたり人に慣れる練習もします。
スイス、ドイツ、イギリスなどでは動物が正しく飼われていない場合は住民の通報により係の人が出向き
飼育環境をチェックして不適切な場合は指導をし、それでも改善されない場合や緊急を要する時(動物が病気や怪我で弱っている)
飼い主から動物を没収することができます。罰金や懲役などの罰則もあります。

◯新しい飼い主を探す
保護した動物に新しい飼い主を見つける、有料で動物を譲りティアハイムの運営資金にする
飼い主になるには色々条件があります。
ティアハイムによって犬猫のみだったり、小動物や鳥、家畜などを扱ってる所もあります。

◯飼い主が旅行などで留守にする時に動物を預かる
有料でティアハイムの運営資金にする(スペースの関係で行っていないティアハイムもあります)

◯物の販売
多くのティアハイムが寄付で運営しているのでペットフード、書籍などの動物関連の物の販売、フリーマーケットを開いたり
カレンダーやハガキなどを作って販売し運営資金にしています。

◯野鳥・野生動物の保護、治療
ペット以外の動物も怪我をしたり様子のおかしい動物の保護や治療、世話をして野生に戻す
これは行っていない施設もありますが、施設によっては電話などで連絡するとレスキューに来てくれる所もあります。

◯指導・教育
メッセやイベントなどに参加して正しい動物の飼い方などを伝えたり、躾の仕方の指導、子供の動物への接し方の指導など

ティアハイムの多いドイツ、スイス、イギリスなどでは基本的に犬や猫はペットショップでは販売していませんが
小動物、爬虫類・両生類、魚類などの販売はしています。
犬猫を飼う場合はブリーダーから譲ってもらう、ティアハイムから引き取るのが一般的です。

日本の方からペットショップで動物の販売をしていなくて規制も色々あるのに何故ティアハイムが無くならないの?と言うのを
聞いたことがありますが、ティアハイムは無くなることはないと思います。
理由はこちらでは野良犬、野良猫は殆ど見ませんが、迷子になった犬、猫の保護
飼い主が亡くなった、高齢や病気で面倒を見られなかった動物の保護もあります。
また欧州は陸続きなので、ホリデーで外国から来た人が高速道路のドライブインなどに犬を置いていくなどがよくあるようです。
ドイツのティアハイムでは近年は外国の環境の悪い場所にいる野良犬を保護し
ドイツに連れて来てドイツ国内で飼い主を探す活動を行ってる所もあります。

今回行ったティアハイムでは動物の保護された理由が書いてありましたが、猫は殆どが飼い主の死亡
殺人現場で発見されたと言う怖い理由の猫もいました。
また高速道路付近で見つかり外国から持ち込まれた可能性が高くスイス以外で流行ってる伝染病などについても注意が必要との
注意書きがしてある犬もいました。

スイスはだいたい九州ぐらいの大きさで人口は787万人ですが、スイス全国にティアハイムが114ヶ所程あります。
ティアハイム以外にも鳥専門のティアハイムのような保護施設や野生動物専門の施設もあります。
州によってティアハイムの数は違いますが、都会の方が人口が多いせいかティアハイムが多くチューリッヒ州には16のティアハイムがあります。
(州によっては1ヶ所か2ヶ所)

観光客の方でも気がつく場所でいえばチューリッヒ動物園のすぐ横にもティアハイムがあり、熱帯雨館マソアラに行く手前の道路から
ティアハイムの建物は見るきことが出来て時々犬の鳴いてる声も聞こえるのよ

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ここがチューリッヒ動物園内から撮影した隣接するティアハイムの建物
園内の歩道は熱帯雨林館マソアラに続く道

Zürcher Tierschutz(独・英語) 

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上の階の網で覆われてる部分は猫用の場所のよでキャットタワーがいくつも見えるの

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この建物がTierRettungsDienst,&Tierheim Pfötliです。木の奥の白い建物とその裏の赤い建物
手前に緊急車両がとまっているのは、人の集まるイベントには緊急時に備えて待機することになってるからで
特にこの時に急病人や怪我人が出たのではありません

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入り口の所にあったテントに置いてあった物
ハガキは毎年作っているカレンダーの古い物を無料でプレゼントとして提供していたもの
(写真部分がハガキになるカレンダーを毎年作っている)
ティハイムについての小冊子、オープン日のプログラム、寄付を入金できる振込用紙なども置いてあります。

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ティアハイムのカード
切り取ると名刺サイズになる緊急連絡先のカードになります。
ここは24時間対応のアニマルレスキューも行っていて野生動物や野良の動物は無料
飼っているペットの急病や怪我は有料で対応してくれます。
HPには緊急時の対処法(鳥の雛を見つけたら、猫がバルコニーから落ちた場合など)も載せています。

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頂いた可愛い動物のしおり

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こちらはメインの建物の裏に増設された新館

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新館の方は屋上に猫が出られるようになっていたり屋外エリアに行けるように階段もついています。

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ティアハイム内部には動物モチーフの物が飾ってあったりして可愛かったです。

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ウサギとモルモットのシルエットのドア

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建物内のあちこちにこういうケージが置いてあって寄付金を入れられるようになってるの
オープン日の目的はティアハイムを広く知ってもらうのと同時に資金集めも兼ねているの
ここはまだあまりお金は入っていませんが、場所によっては結構入っていました。

この後、各動物の様子など詳しく書いていきます!









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